FX自動売買運用中は経済指標発表に注意!チェックすべき経済指標とは?
ふじき
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こんにちは!

ふじきのこです!

FX自動売買ソフトは大変便利なツールです。

しかし、そんな便利ツールにも弱点はあります。

その自動売買ソフトのストラテジー次第でもありますが、多くのEAの弱点となるのが、「経済指標」です。

「経済指標の発表」は、発表時間も決まっています。

そして、内容次第で為替相場が大変動します。

外国為替相場の動きに欠かせない経済指標ですが、これこそFX自動売買の弱点です。

そんなFX自動売買の弱点「ファンダメンタルズ要因」にはどのように対処していけばいいのでしょうか?

詳しく解説していきます!

記事の途中では、経済指標発表などのファンダメンタルズ要因にも対応可能なFX自動売買ソフトについてご紹介しておりますので、是非最後までご覧になって下さい!

経済指標発表時のFX自動売買ソフトの稼働について

経済指標発表時のFX自動売買ソフトの稼働について

FX自動売買ツールは、自動でエントリーし、利確や損切をしてくれる大変便利なシステムです。

しかし、テクニカル分析をベースに開発されている為、予めプログラムされた通りの動きしか取れず、要人発言など為替に影響を及ぼす程のファンダメンタルズ要因には対応できないEAが多いのが現状です。

では、経済指標発表前後には、お使いのFX自動売買ソフトは稼働を止めるべきなのでしょうか?

これについては、お使いのFX自動売買ソフトのストラテジー次第とも言えます。

選択型のFX自動売買ソフトの場合は、経済指標の発表前に自動売買を停止するべきです。

また、次のような市場の流動性が低下している状況下でも停止することを推奨します。

  • 米国東部時間午後5時前後
  • 年末年始
  • クリスマス時期

これらの時期は、スプレッドが拡大する可能性が高い為です。

リピート発注系の自動売買ソフトやトレンドフォロー型のFX自動売買場合、どちらもトレンド相場にも対応できる為、資金管理さえ徹底していれば問題ありません。

関連記事:FXのリピート系自動売買とは?仕組みや運用する上での注意点

関連記事:FX自動売買ツールのトレンドフォロー型について

このように、FX自動売買をストラテジー毎に複数使い分ける事で、あらゆる為替相場にも対応可能なFX自動売買取引をすることが出来ますが、裁量があまり無く判断が困難な場合は、ひとまずは稼働を止めておくことをお勧めします。

FX自動売買運用中に注意すべき経済指標

FX自動売買運用中に注意すべき経済指標

経済指標と言っても大変多くの種類があり、全てを網羅するのは大変です。

その為、こちら項目で、FX自動売買運用中に特に注意すべき経済指標をご紹介します。

次の5つのアメリカの経済指標発表は、最低限押さえておくようにしましょう。

FX自動売買運用中に特に注意すべき経済指標
  1. 雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)
  2. FOMC政策金利発表
  3. FOMC議事録公表
  4. GDP速報値
  5. 小売売上高

雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)

為替相場のみならず、金融市場全体において重要な経済指標です。

雇用統計は、非農業者部門雇用者数、失業率、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給と言った10数項目から成ります。

そんな数ある雇用統計の中でも、特に重要なのが「非農業部門雇用者数」と「失業率」です。

「非農業部門雇用者数」と「失業率」の雇用統計発表前後は相場が荒れます。

そして、どちらも労働省労働統計局(BLS)により毎月第1金曜日22時30分に発表されます。

一瞬で100pips以上動くこともあり、ポジションを持っている場合、要注意です。

FX自動売買ソフトの稼働は停止しておいた方が無難でしょう。

FOMC政策金利発表

金融政策を決定する会合、「FOMC(連邦公開市場委員会)」の政策金利発表もまた重要な経済指標です。

年に8回、6週ごとに4時15分に発表されます。

発表内容次第でトレンドが一気に変わる為、お使いのFX自動売買ソフト次第では、稼働を止めておくようにしましょう。

FOMC議事録公表

FOMCの政策金利発表から3週間後にFOMCの議論内容を公表する「FOMC議事録」が公表されます。

こちらも重要な経済指標です。

FOMC議事録は、声明文のみでは見えない議論の詳細を確認できる重要な資料です。

こちらも発表の前後で相場が荒れる為、FX自動売買ソフトの稼働を止めることをおすすめします。

GDP速報値

GDP速報値は、商務省経済分析局(BEA)により、1月、4月、7月、10月の21日以降22時30分に発表されます。

GDPには、名目GDPと実質GDPがありますが、発表されるのは、実質GDPの方です。

こちらも為替相場に大きな影響力のある経済指標となるので、必ず押さえておくようにしましょう。

小売売上高

小売売上高は、毎月第2週22時30分に発表されます。

小売売上高は、アメリカ国内における小売業の売上に関する指標のことです。

景気回復の先行指標となり、こちらも大変重要な経済指標です。

アメリカGDPの6〜7割を占める個人消費の全体トレンド把握において大変重要です。

アメリカのGDPは、世界のGDP3分の1を占めており、小売売上高に世界の注目が集まります。

裁量が無い場合、この経済指標発表前後では、FX自動売買プログラムの稼働を停止させることをお勧めします。

経済指標発表にも対応可能なおすすめのFX自動売買ツール

経済指標発表にも対応可能なおすすめのFX自動売買ツール

経済指標発表などのファンダメンタルズ要因に対応できるFX自動売買ソフトは数は少ないですが、存在するのも事実。

中でも特に高勝率かつ安定的に利益を出し続けているおすすめのFX自動売買ソフトを以下の記事に記載しておりますのでご参照ください。

関連記事:FX自動売買とは?おすすめのEAをご紹介!

FX自動売買運用中の経済指標発表についてまとめ

いかがだったでしょうか?

今回、経済指標発表の際のFX自動売買運用について解説致しました!

この記事のまとめ
  • 経済指標発表時のFX自動売買ソフトの稼働について
  • FX自動売買運用中に注意すべき経済指標
  • 経済指標発表にも対応可能なおすすめのFX自動売買ツール

FX自動売買運用は、様々なストラテジーのものを使用して、レンジ相場・トレンド相場両方に対応できるようにするのがおすすめです!

また、FX自動売買の経験が浅い方や、裁量があまり無い方は、経済指標発表前後は、自動売買プログラムの稼働を停止するのが無難ですよ!