FXトレーダーの藤木です!
今回はFX自動売買システム「iサイクル2取引」について説明していきます!
iサイクル2取引はFX初心者でも運用しやすい自動売買ですが、これから始めようとしている方はリスクも把握しておきましょう。
iサイクル2取引の基本情報や仕組み・リスク・評判などを解説していきます!
なお、おすすめのFX自動売買システム(EA)については、こちらの記事で紹介していますのでぜひ参考にしてください!
→FX自動売買の基礎知識やおすすめのシステムをご紹介!
FX自動売買システムiサイクル2取引の基本情報
まず、FX自動売買システムiサイクル2取引について、基本情報をまとめました。
- 自動売買タイプ→リピート型
- 最低取引単位→1,000通貨
- 通貨ペア数→24種類
- 取引手数料→1,000通貨あたり片道20円
- 口座開設、維持手数料→無料
- 基準スプレッド→1銭(米ドル/円を1,000通貨取引する場合)
- 取扱業者名→外為オンライン
iサイクル2取引は、リピート系と呼ばれる注文方式を採用したFX自動売買システムです。
最初に値幅を設定すると、相場の上昇下落に合わせ、一定の値幅で決済と注文を繰り返します。
以下の記事では、リピート系の仕組みや代表的なリピート系FX自動売買システムを紹介していますので、ぜひご参考ください。
FX自動売買の口コミ
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FX自動売買システムiサイクル2取引の特徴
FX自動売買システム「iサイクル2取引」の大きな特徴は次の2つです。
- 3つの注文方式
- トレンド機能
3つの注文方式
FX自動売買システム「iサイクル2取引」には、次の3つの設定方法があります。
- ランキング方式
- マトリクス方式
- ボラティリティ方式
ランキング方式:
過去の実績から成績の良いものを選んで注文する方法。
利益総額、最大ポジション数、通貨ペア、期間などから検索することができる。
マトリクス方式:
想定変動幅と注文間隔の一覧表から、自分が注文可能な条件のものを選ぶ方法。
ボラティリティ方式:
過去の変動幅、売り/買い、対象資産などを設定する方法。
まずはランキング方式を使って、自動取引に慣れたら他の方法で注文するのがおすすめです。
トレンド機能
iサイクル2取引には、システムが相場のトレンドを自動で判断し、買いと売りを自動で切り替える「トレンド機能」があります。
自分でトレンドを予想する必要が無いのがメリットですが、高確率で負けるシステムだと思います。
トレンド機能を使うリスクについては、次の項目で説明します。
FX自動売買ツールiサイクル2取引のリスク
iサイクル2取引を始める前にしっかりと次のリスクも確認しておきましょう。
- トレンド転換時は損失が確定する
- 取引手数料が高い
トレンド転換時は損失が確定する
トレンド機能を使った場合、トレンド転換時に保有ポジションはすべて決済され、注文中のものはキャンセルとなります。
つまり、含み損がある場合は損失が確定してしまいます。
トレンド機能は「だまし」に対応できないことにも要注意です。(※だましとは、テクニカル分析で売買のサインが出たものの相場がサインと逆の動きをすること)
「含み損って何?」という方は、以下の記事で詳細を解説していますので、併せてご覧ください。
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取引手数料が高い
iサイクル2取引では、スプレッドに加えて別途手数料がかかります。
手数料はすべての通貨ペアで一律となっており、10,000通貨で400円かかります。(新規注文時200円、決済時200円)
また、スプレッドも米ドル/円で1.0銭と、比較的広めです。
FX自動売買ツール、iサイクル2取引のスプレッド一例
- 米ドル / 円 → 1.0銭
- ユーロ / 円 → 2.0銭
- 英ポンド / 円 → 3.0銭
米ドル/円を10,000通貨取引した場合、1回500円のコストがかかることになり、狭い値幅でトレードを繰り返すスキャルピングでは、負担が大きいと言えます。
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FX自動売買ツールiサイクル2取引の口コミ
FX自動売買ツールiサイクル2取引を使用している一般ユーザーによる口コミをご紹介致します。
FX自動売買ツールiサイクル2取引の良い口コミ
\iサイクル2取引 実績更新/
💰1週間の利益:+2,582円 💰
✅合計利益:+71,043円
✅評価損益:(-55,263円)ユーロ円売りの戦略です。
ドル円売りのように、スワップポイントで削られないのがありがたいですね。#iサイクル2取引#fx自動売買https://t.co/Vtst7bHwy7 pic.twitter.com/7Qz5cNU6GI— 鈴木拓也/元メガバンク為替ディーラー (@Tya_FX_dealer) January 4, 2020
外為オンラインのiサイクル2取引の運用結果
資金10万スタートで2ヶ月弱ほどで
2万円プラスになってます。今含み損が少し膨らんでますが、
iサイクルでは割とよく見る光景で、
この後プラ転する場合が多いです。まだ資産そのものも
プラスですし引き続き静観します。 pic.twitter.com/PxMqwpNT0W— おおとり【専業トレーダー】 (@toushixx) September 5, 2019
FX自動売買ツールiサイクル2取引の悪い口コミ
#iサイクル2 を4ヶ月運用した結果をyoutubeに掲載
結果は惨敗#FX #自動売買 https://t.co/n22fmrpnG7
— まんじろうFX (@manjiroufx) December 31, 2019
売りか買いかの1/2の確率のギャンブルでしょう?ペイアウト率100%以下なのは、注文する時に200円だけど手数料がかかるから。iサイクル注文みたいに小まめに取引というのは、問題は損切りより手数料で損するかも知れない
— 大吉@ crazy doctor (@daikichi090) December 18, 2018
マネースクエアといえば、iサイクル注文に関して外為オンラインに勝訴というお知らせをデカデカと掲載していた。とはいえ、外為オンラインは「iサイクル2取引」と似たようなシステムに移行しているので肩透かし感…。
iサイクル2取引は通貨ペアの多さが魅力だが、スプレッドがかなり広いのが残念。— Yasutansan (@yasutansan) November 1, 2019
iサイクル2取引よりもおすすめのFX自動売買ツール
今回解説したように、iサイクル2取引の取引コストはリピート系の自動売買の中でもかなり高い方なので、コスト面を重視する方は他のFX自動売買ツールを検討しても良いかもしれません。
また、iサイクル2取引をはじめとするリピート系サービスはレンジ相場で小さな利益を積み上げていく長期トレード向きなので、短期のスキャルピング型自動売買ツールと併用することで効率的な資産形成が可能です!
こちらの記事ではiサイクル2取引以外にもおすすめなリピート系自動売買や、併用して使って欲しい自動売買ツールを紹介していますので参考にしてください!
関連記事:おすすめのFX自動売買ツール
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まとめ:FX自動売買ツールiサイクル2取引の仕組み・リスクや評判を解説
今回はFX自動売買ツール「iサイクル2取引」の基本情報や仕組み・リスクなどについて解説しました。
最後にこの記事のまとめです!
- iサイクル2取引はリピート系注文のFX自動売買
- 買いと売りを自動で切り替える「トレンド機能」がある
- トレンド機能を使った場合、トレンド転換時は損失が確定することに注意
- iサイクル2取引は他の自動売買ツールと比べて取引コストが高い
設定方法は他のツールと比べてもかなり使いやすく、初心者向けだと言えますが、取引コストなどのデメリットもあります。
どの自動売買システムにも共通しますが、設定した後は完全放置ではなく相場の状況に合わせて変更する必要があることを理解しておきましょう。