FXトレーダーの藤木です!
この記事では、FX自動売買システムでよく用いられるロジック「ナンピン」について解説します!
ナンピン=危険という声も多いですが、果たして本当なのか?
今回、以下の内容で説明していきますのでぜひご覧ください。
- ナンピンの仕組み
- ナンピンマーチンの仕組み
- ナンピンを行うリスク
- ナンピン系FX自動売買システムを選ぶときのポイント
また、以下の記事ではナンピン以外のロジックを採用したおすすめのFX自動売買システム(EA)を紹介しています。
こちらもぜひ参考にしてください!
おすすめ記事→FX自動売買の基礎知識やおすすめのシステムをご紹介!
ナンピン系FX自動売買システムとは
ナンピン系FX自動売買システムとは、ナンピンするロジックを格納しているシステムです。
ナンピンとは、エントリーしたポジションが想定よりも逆に動いた場合、同じ方向にさらにポジションを追加することを言います。
例えば1米ドルを110円で買った後、相場が逆行して値段が106円まで下がったとします。
その時に諦めて損切りをするのではなく、追加でさらに「買い」のエントリーをします。
そうすると、2つの買いの平均価格は108円となります。((110+106)÷2=108円)
平均取得単価を下げることで、初回で買った110円まで回復しなくとも108円まで回復した時点でプラスマイナスゼロとなり、108円を上回った時点で全部一度に決済をすると利益が出ます。
仮に106円まで下がった時点でナンピンをしていなかった場合、110円に戻るまではずっと損失のままです。
このように、ナンピンは平均購入単価を下げることで利益が出る水準を下げることができます。
同じ方向にポジションを追加した後もまだ下がり続ける場合、さらにポジションを3つ、4つと追加していくことで、利益が出る価格ラインが下がっていきます。
ナンピンマーチン系FX自動売買システムとは
ナンピンと同様に、FX自動売買のロジックでよく耳にする「ナンピンマーチン」についても説明いたします。
ナンピンマーチンとは、「ナンピン」と「マーチンゲール」という手法を組み合わせたロジックです。
FX自動売買におけるマーチンゲールとは、負けた時に前回注文したロット数の「倍」のロット数を買い増しすることを言います。
つまり、ナンピンマーチンゲールとは、
相場が予想した方向と逆に動いた場合、収益がプラスに転じるまで追加注文を倍にして繰り返していく
というロジックです。
ナンピンマーチンゲール型FX自動売買のメリットは、1度勝てば損失をすべて取り返すことができる点です。
連続で負けていたとしても、1回でも勝つことが出来れば利益が残ります。
ある意味最強の手法です。
ナンピン系FX自動売買システムの特徴
ナンピン系のFX自動売買ツールは、
- レンジ相場で成功しやすい
- 短期的に見ると利益が出やすい
という特徴があります。
FXの相場は大きく分けて「トレンド相場」と「レンジ相場」がありますが、ナンピンを行う場合一定の値幅の中を上がったり下がったりするレンジ相場の時こそ非常に効果的です。
相場が一方的に下がっていくトレンド相場のときは損失が拡大するリスクが大きいため、トレンド相場にあると分かったらすぐにナンピンをやめて損切りした方が良いでしょう。
また、長期投資でナンピンをやると、リーマンショックや東日本大震災など相場が急変するような場面で大損をする可能性があります。
ナンピンは短期投資で実践するのが効果的です。
ナンピン系FX自動売買ツールの注意点
適切な箇所で行えば、相場が逆行した場合でも利益を出しやすいテクニックがナンピンですが、デメリットもあるので理解しておきましょう。
それは、「トレンドが発生して相場が大きく逆行した場合は、含み損が一気に膨らむ可能性がある」と言うことです。
その結果、口座資金が底をつき強制ロスカットされる場合もあります。
ロスカットされてしまうと、マイナスが確定して相場が回復しても利益は出ないので、注意しなければなりません。
このようにナンピンのロジックを採用したFX自動売買ツールの場合も同様、トレンド相場では、含み損を多く抱え、ロスカットされる危険性があります。
ナンピンを行うならFX自動売買システムを利用するのがおすすめ
これまで、FXにおけるナンピンの注意点を解説しましたが、ナンピンは効果的に利用できれば大きな利益が見込めます。
ナンピンで利益を出すには、明確な根拠に従って取引をすることがポイントですが、これはよほどの上級者でないと難しいです。
特にFX初心者にとってはどのタイミングで行うべきか判断が難しいため、ナンピンのロジックを採用した自動売買システムを使うのがおすすめです!
裁量トレードの場合、含み損に耐えられない人は焦って決済をしてしまい、含み損をゼロにする機会を失うこともありますが、自動売買ならばポジション注文〜決済まで機械が行ってくれるため、感情に左右されることなく冷静な取引ができます。
勝てるナンピン系FX自動売買システムの選び方
ナンピン系のFX自動売買システムを選ぶのであれば、精度の高い分析を行うものを選びましょう。
中には、ただ一定間隔で注文を入れるだけのものがありますが、これは絶対にNGです。
そのような自動売買システムは、素人が相場を分析することなく何も考えずに等間隔でエントリーしてることと同じです。
おすすめのナンピン系FX自動売買システム
ここでは、数あるナンピン系FX自動売買システムの中から、特におすすめのものを紹介します。
MINAMO(ミナモ)
ナンピン系EAでおすすめするのは、利用者も多く口コミでも評判の高いスキャルピングEAのMINAMO(ミナモ)です。
逆張りナンピンマーチンのロジックが組み込まれており、安定して利益を積み上げていきます。
過去の平均月利は20~30%、リスクをとった運用であれば最大月利は50%という実績もあります。
下記の記事にて、FX自動売買システム「MINAMO(ミナモ)」のより詳細な内容を確認することが出来ます!
MINAMO(ミナモ)はナンピンマーチンを採用したFX自動売買ツールで、スキャルピングEAの中でシェアを拡大しています。概要から特徴や運用実績、口コミなどをまとめました。実際にMINAMOを使った運用の取引動画もご紹介しております。
PHOENIX(フェニックス)
PHOENIX(フェニックス)は売りと買いのポジションを同時に持つ両建てで、ナンピンマーチンを使ったFX自動売買システムです。
短期集中爆発型のFX自動売買システムというキャッチコピーの通り、ハイリスクハイリターンで爆益を取っていくスタイルです。
もちろん、リスクを抑えての運用も可能です。
リスクを取った場合、月利200%も目指せます。
下記の記事にて、FX自動売買システム「PHOENIX(フェニックス)」のより詳細な内容を確認することが出来ます!
お待たせしました! 短期で爆発的な利益を叩き出すFX自動売買ツール! フェニックスEAがついに公開です! はたけ FX自動売買ツールフェニックスの詳細を公開致し […]
ナンピン系以外におすすめのFX自動売買システム
今回解説したように、ナンピンロジックにはメリットもあればデメリットもあります。
ナンピン以外にもFX自動売買システムによく採用されているロジックの種類はありますので、それぞれの特徴をよく理解して自分に合うものを選ぶと良いでしょう。
下記の記事では、ナンピン以外のロジックを採用したおすすめFX自動売買システムをまとめて紹介しています。
色々比較しながら検討されるといいかと思います!
おすすめのナンピン系FX自動売買ツール関連記事
FX自動売買の基礎知識やメリット・デメリット、裁量トレードとの違い、おすすめの自動売買ツールについてまとめました。
まとめ:ナンピン系FX自動売買とは?特徴とおすすめのナンピンEA
今回はFX自動売買でよく用いられているトレード手法の1つである「ナンピン」について解説致しました。
最後にこの記事のまとめです!
- ナンピンとはエントリーしたポジションが想定よりも逆に動いた場合、
同じ方向にさらにポジションを追加することで平均取得単価を下げる手法である。 - トレンドが発生して相場が大きく逆行した場合は、
含み損が一気に膨らみ強制ロスカットされるリスクもある。 - ナンピンロジックを採用した自動売買ツールの中には、
ただ一定間隔で注文を入れるだけのものも存在するので注意が必要。
ナンピンは一般的に初心者にとっては難易度の高いトレード手法と言われていますが、リスクを理解し適切な場面で行えばしっかりと利益を狙える方法です。
まだFX取引に慣れていない方などは、自動売買ツールでナンピンを試してみてはいかがでしょうか?
今回私が紹介したMINAMO(ミナモ)は利用者も多く、実際に利益が出たと言う口コミも多く見かけるためおすすめです!