FX自動売買で大損する人の特徴と必ずチェックすべき4つのポイント
ふじき
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FXトレーダーの藤木です!

FX自動売買を始めた後に大損した」「全然稼げなかった」という人がいます。
自動売買システムを選ぶ際、各FX業者の商品ページには良いことしか書いていないため、特にFX初心者の方は良し悪しを見分けにくいと思います。

今回は、FX自動売買で大損する人の特徴と、自動売買ツールを選ぶ前にチェックするべきポイントについて解説します!

なお、高勝率かつ安定して稼げるおすすめのFX自動売買システム(EA)について知りたい方は、こちらの記事で紹介していますのでぜひ参考にしてください!

おすすめ記事FX自動売買の基礎知識やおすすめのシステムをご紹介!

FX自動売買で大損する人の特徴

FX自動売買で大損する人の特徴

まずはじめに、FX自動売買で大損した!という人にありがちな傾向について解説します。

FX自動売買で大損する人の特徴
  1. FXの知識がない、取引経験が少ない
  2. 経済指標発表時でも自動売買システムを稼働し続ける
  3. 損切りを避けようとする

それぞれ詳しく解説致します。

大損する人の特徴①FXの知識がない、取引経験が少ない

大損する人の特徴①FXの知識がない、取引経験が少ない

大損する人はFXの知識があまりない初心者の方が多いです。

数あるFX自動売買システムの中には、何のロジックも組まれていない詐欺ツールと呼ばれるものも存在します。

SNSで「この自動売買を使ったらこんなに儲かりました!」という宣伝をしているアカウントを見かけたことはないでしょうか。

FX知識が無い方は、その自動売買システムが本当に稼げるものなのか自分では判断できないため「勝率◯%!」「絶対に稼げる!」といった魅力的な言葉に惹かれて購入してしまいます。

そして詐欺ツールを購入し、大損してしまう方が多いです。

FX自動売買を購入する際は、そのシステムが利益を出せる具体的な根拠を確認することが大切です。

関連記事:FX自動売買の詐欺の具体的事例や見分け方は?

大損する人の特徴②経済指標発表時でも自動売買システムを稼働し続ける

大損する人の特徴②経済指標発表時でも自動売買システムを稼働し続ける

多くのFX自動売買システムの弱点となるのが、「経済指標」です。

自動売買のロジックはテクニカル分析をベースに開発されているため、経済指標や要人発言などで起こる急な為替相場の変動には対応できないことがほとんどです。

そのような時にFX自動売買システムを稼働し続けた場合、保有ポジションが大きく下落し、大損することがあります。

経済指標は事前に発表の日時が決められているため、発表前に自動売買システムの稼働をオフにしておく必要があります。

経済指標関連記事

大損する人の特徴③自動売買システムのテスト結果を見ない

バックテストやフォワードテストの結果を見る上で重要なポイント

根拠のあるロジックに則って製作されたFX自動売買システムは、バックテストやフォワードテストの結果を公開しています。

  • バックテスト…自動売買システムの過去の取引データ
  • フォワードテスト…自動売買システムのリアルタイムの取引データ

大損する人はこのテスト結果を見ないと言う特徴があります。

この2つのテストは、売買ロジックの有効性を検証するためには欠かせないものです。

テスト結果を公開していない自動売買システムは、実際に検証していないかもしくは検証結果が見せられない内容であると考えられます。

いずれにせよ大損リスクの可能性があるため、まず選ばない方がいいでしょう。

バックテストやフォワードテストの大損回避ポイント

FX自動売買システムを選ぶ前に確認すべき2つのテスト結果

ここでは、バックテストやフォワードテストの結果を確認する上で気をつけて見ておきたいポイントについて解説します。

テスト結果を見る上で重要なポイント
  1. FX自動売買システムの勝率
  2. FX自動売買システムの最大ドローダウン
  3. FX自動売買システムの検証期間
  4. FX自動売買システムのトレード回数

大損回避ポイント1:FX自動売買システムの勝率

FX自動売買システムの勝率

勝率とは、1回のトレードがどれくらいの確率でプラス決済になるかを表す値のことを言います。

通常、勝率は高い方が良いと思いがちですが、実は落とし穴があります。
なぜならば、勝率が異常に高いFX自動売買の場合、損切をあまりしない可能性が大きいからです。

保有ポジションの価格が下落しても損切りせずに保有し続けた場合、回復できないほど損失が膨らんだり、決済までの期間が長くなることがあります。

たとえば、10回の取引のうち9回は毎回1万円の利益を出して、最後の1回で100万円の損失を出した場合、勝率は90%ですがトータルでは大損していることになります。

上記は極端な例ですが、勝率がやたらと高い自動売買システムには注意しましょう。

以下の記事では、FX自動売買の高勝率に潜む落とし穴について詳細を解説しています。

FX自動売買の「勝率」関連記事

大損回避ポイント2:FX自動売買システムの最大ドローダウン

FX自動売買システムの最大ドローダウン

勝率が高すぎるFX自動売買システムにありがちなのが、最大ドローダウンも高いということ。

最大ドローダウンとは、口座資金が最も増えたところから、最も減ったところまでの下落額を表します。

勝率が高く最大ドローダウンが高い場合、一回の損失が大きいということになりロスカットになる可能性もあるためとても危険です。

長期的に安定したFX自動売買を考えているならば、1回の利益額が少なくても小まめに損切をしてくれる自動売買システムを選んだ方がいいでしょう。

FX自動売買における最大ドローダウン関連記事

大損回避ポイント3:FX自動売買システムの検証期間

FX自動売買システムの検証期間

バックテストやフォワードテストを行った「検証期間」についてもチェックしましょう。
できれば1年以上の実績を見て判断した方がいいでしょう。

数日〜数ヶ月の短い期間だと、大損するリスクを含んだFX自動売買システムでもたまたま良い結果を残している場合もあります。

中には10年以上の検証結果を公開しているFX自動売買システムもあり、検証期間は長いほど信頼性が高いと思われます。

大損回避ポイント4:FX自動売買システムのトレード回数

FX自動売買システムのトレード回数

検証期間と併せて、トレード回数もチェックしましょう。

なかなか損切りしない自動売買システムの場合、トレード回数も少なくなります。

トレード回数が少ないと平均的な数値が出ずにデータが偏りがちなので、少なくとも50回以上の取引があるFX自動売買システムを選ぶようにしましょう。

大損したくない人におすすめのFX自動売買ツール

大損したくない人におすすめのFX自動売買ツール

上述したFX自動売買ツールにおける大損の回避ポイントを押さえたおすすめのFX自動売買ツールがいくつかあります。

下記の記事内で、大損したくない人におすすめのFX自動売買ツールを紹介していますので、参考にしてみてください!

大損したくない人におすすめのFX自動売買ツール関連記事

特におすすめなのが、10年間という長いバックテスト期間で勝率90%を誇る「クロスシステム」という自動売買ツールです。

クロスシステムは独自のロジックと機能を搭載しており、リーマンショックやトルコ危機など様々な金融危機があったこの10年間でも、撤退することなく安定して利益を出し続けています。

また、経済発表前にはシステムの稼働を停止するよう、サポートラインから通知が送られます。

経済発表後の急な為替変動で大損するリスクを回避できます。

クロスシステムの特徴や実績など、詳細を以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

FX自動売買システム「クロスシステム」関連記事

まとめ:FX自動売買で大損する人の特徴と必ずチェックすべき4つのポイント

まとめ

今回は、FX自動売買で大損しないよう、ツールを選ぶ前に注意したいポイントについて解説しました。

この記事のまとめ
  • 自動売買ツールを選ぶ前にバックテストとフォワードテストの結果をチェックするのが重要。
  • 勝率と最大ドローダウン率の高い自動売買ツールは、1回の損失が大きい可能性があるので注意する。
  • バックテストの検証期間は少なくとも1年以上、トレード回数は50回以上のものを選ぶ。
  • 長期的に自動売買を考えているならば、小まめに損切りしてコツコツ利益を積み上げるものがおすすめ。

FX自動売買で大損したという人に共通するのは、あまりシステムのロジックや運用結果を見ないまま自動売買ツールを購入しているということです。

今回ご紹介したポイントをチェックするだけで大損するリスクはぐんと減らせると思いますので、自動売買ツールを選ぶときにはぜひ思い出してくださいね!