今回はFX自動売買の「メリット・デメリット」について解説していきます!
FX初心者でも利益を出しやすいことから人気となっているFX自動売買ですが、具体的なメリットと、運用する前にデメリットについても知っておきたいですよね!
詳しく解説していきますので、これから自動売買をお考えの方はぜひ参考にしてください!
なお、今回解説するデメリットについては、本当に良いFX自動売買を選ぶことで回避できます!
次の記事では本当におすすめのFX自動売買システムをまとめておりますので、こちらも併せてご参照ください!
→FX自動売買の基礎知識やおすすめのシステムをご紹介!
FX自動売買のメリット
ここでは、FX自動売買のメリットについて、詳しく説明致します。
- FX初心者でもプロ並みの取引が可能
- 24時間利益獲得チャンスを逃さない
- 感情に惑わされず損切りもしっかりしてくれる
メリット①FX初心者でもプロ並みの取引が可能
FX自動売買に対して、手動で取引することを「裁量取引」と言いますが、裁量取引をするには専門用語や知識が必要になります。
具体的には、過去の値動きから相場の動向を予想する「テクニカル分析」や、経済ニュースなどから分析する「ファンダメンタル分析」などです。
分析法を一通り理解し、実際に相場の流れを予想できるようになるまでにかなりの時間を要します。
しかし、FX自動売買システムであれば、細かいテクニカル分析について学ばなくても簡単に高度なFX取引ができるようになります。
「FXを始めたいけど勉強をする時間がない」「勉強の仕方が分からない」と悩んでいる人は、まず自動売買から始めてみてはいかがでしょうか。
メリット②24時間利益獲得チャンスを逃さない
FX相場は、平日ならほぼ24時間値動きが続いています。
副業としてFXを始めようとしている方は、取引の時間をあまり作れませんよね。
自動売買システムを使えば、昼間仕事をしている時でも寝ている時でも、売買タイミングを逃すことなく自動で取引してくれます!
これが時間のないサラリーマンや主婦、学生にも人気の理由と言えます。
メリット③感情に惑わされず損切りもしっかりしてくれる
3つ目のメリットはしっかり損切りをしてくれることです。
FXで大損をする人の特徴に、早目の損切りができないというものがあります。
「損失が出ているけど、もう少し粘れば利益になるかもしれない」と損切りせずポジションを持ち続けた結果、取り返しがつかないほど損失が広がっていた…というパターンです。
その点、FX自動売買であれば、設定した条件に従って理性的なトレードをしてくれます。
裁量取引にありがちなメンタル面の負荷も少なくなります。
次の記事ではFX自動売買で大損する人の特徴を詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。
FX自動売買で大損する人の特徴関連記事
FX自動売買で大損しないために、自動売買ツールを購入する前にチェックするべきポイントを解説します。
FX自動売買のデメリット
先ほど説明したように、沢山のメリットがあるFX自動売買。
しかし、始める前に最低限は注意しておくべきデメリットもあるので見ていきましょう。
- 自分で取引判断するスキルが身につきにくい
- 急激な相場の変化へ対応できない可能性もある
- 取引手数料・スプレッドが少し高め
デメリット①自分で取引判断するスキルが身につきにくい
1つ目のデメリットは、自分で取引判断をする経験が得られないことです。
FX自動売買は知識があまりない人でも始められるのがメリットですが、運用後は取引判断を全てシステムにお任せするため、取引スキルが身につきにくくなります。
知識や経験を身につけるのであれば、やはり自分でリスクを背負って取引をしていく方が良いでしょう。
とはいえ裁量取引で実際に利益を出せるまでにはかなりの時間を要するので、自動売買と最良取引、どちらも並行して行うことをお勧めします!
次の記事ではFX自動売買と裁量取引の違いについて詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
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デメリット②急激な相場の変化へ対応できない可能性もある
FX自動売買のプログラムは、過去の相場データを元に作られています。
そのため、リーマンショックやサブプライムローン問題のように、過去に前例のない突発的な相場変動が起きた場合には対応しにくいといったデメリットがあります。
これを回避するために、FX自動売買システムを購入する際はバックテスト結果を確認することが大切です。
10年以上の長い期間のバックテストで安定して利益を出している自動売買システムを選びましょう。
次の記事では、安定して利益を出すFX自動売買を見分けるための、バックテストのチェックポイントについて詳細を解説しています!
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自動売買ツールを選ぶとき、バックテスト結果を見ることでその自動売買ツールが過去にどんな成績を残したかを確認することができます。バックテストの意味とバックテスト結果を見るときの重要項目、バックテストデータの落とし穴を解説します。
また、値動きの変動が大きくなるタイミングとして、重要な経済指標発表時などがあります。
これを回避するために、指標発表前にはあらかじめ自動売買システムの稼働を停止することが勧められています。
利用する自動売買システムによっては、ラインなどでシステム停止のアナウンスをしてくれるところもあるので、ぜひ活用しましょう!
なお、注意したい経済指標については次の記事で詳しく解説しています。
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デメリット③取引手数料・スプレッドが少し高め
自動売買であっても裁量取引であっても、FX取引を行う際は必ずスプレッドと呼ばれるコストが発生します。
スプレッドは実質的な取引手数料のことです。
FX自動売買は「勝ちやすい」プログラムが提供されている分、裁量取引と比較してスプレッドが少し広め(高め)に設定されていることが多いです。
しかし本当に利益を出せるFX自動売買システムを選ぶことで、スプレッドはあまり気にならなくなるでしょう。
次の記事で、スプレッドの仕組みとスプレッドを抑えてFX運用をするコツについて解説しています。
スプレッド関連記事
FX自動売買の実質的な取引手数料となるスプレッドについて説明します!スプレッドの仕組みや広がりやすいタイミング、スプレッドを抑えるための2つのポイントを解説致しますので、ぜひ参考にしてください。
デメリットを払拭するおすすめのFX自動売買システム
今回は、FX自動売買のメリット・デメリットについて解説しました。
今回説明したように、「急激な相場変動」や「取引コスト」などのデメリットについては、本当に良い自動売買システムを選ぶことによって回避することが可能です。
システム選びさえ間違えなければ、FX自動売買は利益、時間、精神面、全てにおいて裁量取引よりもお勧めです。
しかし、自動売買システムは数が多すぎて全て比較するのが大変ですよね。
本当に儲かるシステムも確かにありますが、詐欺システムが多いのも事実です。
以下の記事では、過去のバックテスト結果や実際に使用している一般ユーザーの口コミ評価が高い、本当に儲かるおすすめのFX自動売買システム(EA)を紹介しています!
ぜひ参考にして、システム選びにお役立てください。
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FX自動売買の基礎知識やメリット・デメリット、裁量トレードとの違い、おすすめの自動売買ツールについてまとめました。
まとめ:FX自動売買のメリットデメリットを解説
今回はFX自動売買のメリットと、運用にあたり最低限注意したいデメリットについて解説しました!
デメリットとなる点は、優良な自動売買システムを選ぶことで回避できますので、システム選びの際は十分に吟味してください。
また、「FXの知識や経験を得たい」「ゆくゆくは裁量で取引していきたい」という初心者の方にも、裁量取引と併せて自動売買システムの運用をおすすめします!
ご自身がFX取引で何を重視するかを整理し、ベストな方法を見つけてくださいね!