これからFXを始めたいと考えている人は、「自動売買システム(EA)」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
FX自動売買は、24時間プログラムが自動でFX取引をしてくれるので、初心者や時間がない人でも簡単に運用できます!
この記事では、「そもそもFX自動売買とは?」という基本的な説明をはじめ、裁量取引との違い、自動売買を行うメリット・デメリット、種類や始め方などを解説します!
なお、記事の最後には「本当におすすめできるFX自動売買システム(EA)」を厳選して紹介します。
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FX自動売買とは
FX自動売買とは、プログラムを利用して自動でFX取引することを言います。
FX初心者の場合、いざ自分で取引を始めるときに「いつ買って、いつ売れば利益が出るのか?」ということが分からず悩んでしまったり、24時間動き続けるFX市場で、最適なタイミングで取引が出来ないなどの問題も出てきます。
それを解決してくれるのがFX自動売買です!
FX自動売買の場合、システムをPCに導入し、注文数などの設定をしておけば、後は決められた売買ルールに従って、プログラムが24時間相場状況を見ながら最適なタイミングで売買を行います。
FX自動売買と裁量取引との違い
プログラムが取引を行う「FX自動売買」に対して、トレーダー自身が手動で行う取引を「裁量取引」と言います。
裁量取引の場合、次のようなことが必要になります。
- 情報を集め、値動きを分析する
- 新規にポジションを持つ
- 保有ポジションを決済する
FX自動売買と違い、自分自身で売買タイミングを判断しなければならないため、過去の値動きを分析する「テクニカル分析」や、各国の経済状況から相場動向を予想する「ファンダメンタル分析」が必要になります。
慣れていないと情報収集だけでも大変ですし、売買すべきタイミングを見逃してしまったり、メンタル面にも負荷がかかります。
そのため裁量取引で利益を出すには、知識と経験を積んだ専業トレーダーでないと難しいのです。
裁量取引関連記事
FXには、自動売買システムを使った取引と裁量取引という方法があります。この記事では、裁量取引の長所と短所、FXを始めるならば、自動売買と裁量取引どちらをするべきかについて解説致します。
FX自動売買に向いている人
FX自動売買は、次のような人におすすめです。
- 投資経験やFXに関する知識がない人
- 手動でFX取引をする時間が取れない、サラリーマン・主婦・学生など
- 裁量取引をしているが、利益が出せないと悩んでいる人
- 手動でFX取引をするのに精神的なストレスを感じる人
FX自動売買システムは、世界中のFXのプロにより、利益が出やすい売買ルールが組み込まれています。
そのため、投資経験があまりない人でもプロ並みの取引が出来ます。
FX初心者や副業でFXを始めたいという方はもちろん、これまで裁量取引で利益が出せず諦めかけている人も、一度FX自動売買を試して見てはいかがでしょうか。
FX自動売買のメリット・デメリット
ここでは、FX自動売買のメリットと、始める前に最低限は知っておきたいデメリットについて解説いたします。
なお、次の記事では各項目について、より詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
FX自動売買のメリットデメリット関連記事
FX自動売買のメリット
FX自動売買のメリットはたくさんありますが、主に次の3つが大きなメリットとなります。
- FX初心者でもプロ並みの取引が可能
- 24時間利益獲得チャンスを逃さない
- 感情に惑わされず損切りもしっかりしてくれる
まず先ほども説明したように、FXの知識や経験が少なくても、簡単にプロ並みのFX取引が行えるというのがメリットです。
裁量取引の場合、値動きの分析について方法を一通り理解し、実際に相場の流れを予想できるようになるまでに、かなりの時間を要します。
FX自動売買を利用すれば、細かな知識があまりない状態でもFX取引を始められ、利益を出すことが可能になります。
また、FX市場は24時間動き続けているため、昼間仕事をしている時間や寝ている時間に、利益が出るタイミングが訪れることがあります。
裁量取引だと寝る間も惜しんでチャートに貼りつく…ということになりがちですが、FX自動売買ならば利確タイミングを逃しません。
また、損切りもしっかりと行ってくれます。
裁量取引だと、感情に惑わされて利益を深追いしたり、損切りがなかなか出来ないということが多くなりますが、自動売買であれば合理的に取引を行ってくれます。
精神的な負荷も軽減されるので、メンタル管理が苦手な人にもFX自動売買はおすすめです。
関連記事:FX自動売買における損切りの重要性
FX自動売買においてなぜ損切りが重要なのか?その理由を解説した上で、FX自動売買で発生した損失は自分で損切りすべきかを説明致します。
FX自動売買のデメリット
沢山のメリットがあるFX自動売買ですが、始める前に最低限は注意しておくべきデメリットもあるので見ていきましょう。
- 自分で取引判断するスキルが身につきにくい
- 急激な相場の変化へ対応できない可能性もある
- 取引手数料・スプレッドが少し高め
FX自動売買は、最初の設定さえ行えば、後は取引判断を全てシステムにお任せするため、取引スキルが身につきにくくなります。
また、FX自動売買は、経済指標発表時など予期せぬ相場急変が起こったときに対応しにくいということもデメリットとして挙げられます。
これは「重大な経済指標をあらかじめ把握しておく」「経済指標発表前にはシステムの稼働をオフにしておく」という対処法により回避できます。
経済指標関連記事
FX自動売買運用中は経済指標発表に注意が必要です。経済指標発表時のFX自動売買ソフトの稼働について解説した上で、FX自動売買運用中に注意すべき経済指標をご紹介。また、経済指標発表にも対応可能なおすすめのFX自動売買ツールについてまとめております。EAを運用されている方は是非チェックしてみてください。
また、FX自動売買は裁量取引に比べて、「スプレッド」と呼ばれる取引コストが高く設定されています。
スプレッドは使用する通貨ペアやFX業者によって異なるため、FX自動売買を始める際はスプレッドや手数料を含めたトータルコストについて事前に把握しておくことが大切です。
スプレッド関連記事
FX自動売買の実質的な取引手数料となるスプレッドについて説明します!スプレッドの仕組みや広がりやすいタイミング、スプレッドを抑えるための2つのポイントを解説致しますので、ぜひ参考にしてください。
FX自動売買に必要な資金
ここまでの説明でFX自動売買が気になった方へ!
FX自動売買を始めるには、いくら必要なの?と言うことが気になりますよね?
結論から言うと、FX自動売買は4,000円ほどの少額資金で始めることが可能です。
ここでは自動売買を始めるために必要となる資金について説明します。
- FX自動売買の必要証拠金
- FX自動売買を少額で行う時の注意点
FX自動売買の必要証拠金
取引を始める際に最低限必要となる資金を「必要証拠金」と言います。
必要証拠金は、利用するFX会社が定める「最小通貨単位」と「最大レバレッジ」により変わってきます。
必要証拠金の計算式:
必要証拠金=為替レート×取引数量÷最大レバレッジ
通貨単位とは取引する際の通貨の最低数量のことで、レバレッジとは「手元の資金の何倍で取引を行うか」という倍率のことです。
国内のFX会社の場合、法律で最大レバレッジは25倍、最小通貨単位は1000通貨と決まっています。
例えば、為替レートが1ドル100円の時に米ドル円を取引するとします。
レバレッジ25倍で1,000通貨単位取引するのであれば必要証拠金は4,000円となります。
(計算式:100×1,000÷25=4,000円)
つまり、4,000円で10万円分の取引が可能ということになります。
このように少額資金で始められると言うのがFX最大のメリットです。
必要証拠金関連記事
FXの自動売買はいくらから運用ができるのか、最低限必要となる必要証拠金の解説やEAを利用した場合の費用について説明します。
FX自動売買を少額で行う時の注意点
少額資金でFX自動売買を行うことには、メリットもあればデメリットもあります。
具体的なデメリットは「取引額が小さいため利益額も小さい」「手数料の割合が大きくなる」などがありますが、特に注意すべきデメリットが「強制ロスカットされやすい」ことです。
強制ロスカットとは、持っているポジションが全て強制決済されることを言い、FX自動売買を行なっている時に損失が発生し、証拠金維持率が一定水準を下回った場合に行われます。
強制ロスカットされた時点で損失確定となってしまうので、最低でも5万円~10万円程度で運用をするのがおすすめです。
次の記事では、FX自動売買を少額で行う時のメリット・デメリットについて詳しく解説していますので、参考にしてください。
少額で行うFX自動売買の関連記事
FX自動売買は少額からでもできるのでしょうか? FX自動売買における最低証拠金額から少額でFX自動売買を行う際のメリットデメリットまでをまとめました。
また、強制ロスカットの仕組みや強制ロスカットを防ぐ対策については、次の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらもご参考ください。
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FX自動売買を行うにあたって避けなければならない強制ロスカット。強制ロスカットの仕組みや計算式、強制ロスカットを防いでリスク回避するための対策方法について解説していきます!
FX自動売買の海外口座と国内口座の違い
FX自動売買を始めるためには、必ずFXを取扱う業者の口座を開設する必要がありますが、国内のFX業者と海外のFX業者には様々な面で違いがあります。
- レバレッジ
- ゼロカットシステム
- スプレッド
違い①レバレッジ
レバレッジとは「手元の資金の何倍で取引を行うか」という倍率のことです。
例えば、米ドル円のレートが110円の時に1万通貨を取引するとします。
その時に必要な資金は、次のようになります。
- 通常必要な資金:110×1万通貨=110万円
- レバレッジ2倍の場合:110万÷2=55万円
- レバレッジ25倍の場合:110万÷25=4万4000円
このように、レバレッジをかけることで必要資金を減らすことが可能になります。
国内FX業者は最大レバレッジが25倍までと定められていますが、海外FX業者はレバレッジに規制が無く、500〜888倍ものレバレッジをかけることが可能な業者も存在します。
以下の記事では、レバレッジの仕組みと適切なレバレッジ設定について解説しています。
レバレッジ関連記事
FXの最大の利点であるレバレッジについて解説します。初心者は基本の仕組みとメリット・デメリットを理解した上で、レバレッジ何倍に設定すべきか判断してください。また、巷で多いレバレッジ=リスクが高いという意見は本当なのか?も解説するのでぜひご参考ください。
違い②ゼロカットシステム
FX自動売買のゼロカットシステムとは、「マイナスとなった口座残高を0にする仕組み」のことを言います。
例えば、経済指標の発表などで為替が急変動した時、ロスカットが間に合わず、マイナスで約定(証拠金以上の損失が発生)する場合があります。
その場合、国内のFX業者では追証請求で借金を抱えてしまうということもありますが、海外FX業者であればマイナス分はFX業者から補填される仕組みになっています。
FX自動売買のゼロカットシステム関連記事
これからFX自動売買を始める人が知っておくべきゼロカットについて解説します。追証なしで借金リスクを回避できるゼロカットシステムは、海外FX業者の大きな魅力です。ゼロカットの仕組みや注意点、利用できるFX業者をご紹介いたします。
違い③税率
FX自動売買で利益を得た場合、金額によっては確定申告が必要になります。
そして、国内と海外ではかかる税率が違います。
国内FX業者であれば、税率は利益額に関わらず「一律20.315%」です。
対して海外業者の場合、FX自動売買の利益だけでなく他の所得と合算して課税され、稼げば稼ぐだけ税金を多く納めなければならない「累進課税」という税率システムが取られています。
年間利益が330万円までなら海外FXの税金の方が税率が低いということになります。
しかし、確定申告の際に損益通算を算出したり、必要経費を計上することでFX自動売買で発生する税金を安くすることができます。
以下で詳しく解説していますのでご参照ください。
FX自動売買の確定申告と節税テクニック関連記事
FX自動売買で得た利益は、確定申告をして税金を納める必要があります。今回は確定申告が必要になるケースと利益にかかる税率、税金を安くするための3つの節税テクニックについて解説します!
FX自動売買(システムトレード)の種類
一般的にFX自動売買はトレードの性質から以下の4つの種類に分類されます。
- リピート注文型
- ストラテジー選択型(ミラートレーダー or FX会社独自のプラットフォーム)
- ストラテジー自己設定型
- MT4型(EA選択 or 自己開発)
それぞれのFX自動売買の特徴や代表的な自動売買システムについて知りたい方は、こちらの記事で詳細を説明しているので参考にしてください!
自動売買の種類関連記事
FX自動売買は主に5種類に分けられます。種類毎の特徴と代表的ツール、リピート注文型とそれ以外の方法(システムトレード)の違いについて解説します。
ここでは、特に利用者の多い「リピート注文型」「ストラテジー選択型」「MT4型」について説明致します。
種類①リピート注文型FX自動売買
現在、国内のFX業者が提供する自動売買の主流はリピート系となっています。
リピート系はドルなどの値段が上がり下がりするたびに注文し、何度も繰り返すことで利益を狙う自動売買です。
リピート系は「カスタマイズできる部分だけをトレーダーが設定して取引を行う」というシンプルな方法なので、特に初心者に人気急上昇中です。
注文が入る価格や損失になる水準がわかるという特徴もあります。
次の記事ではリピート系注文の仕組みや代表的な自動売買ツールを紹介しています。
リピート系注文の関連記事
FX自動売買の中でも、特に初心者に人気のリピート系注文。仕組みや運用する上での注意点、おすすめの自動売買ツールをまとめました。
種類②ストラテジー選択型FX自動売買(ミラートレード)
ストラテジー選択型FX自動売買とは、世界中のプロのトレーダーにより制作された「ストラテジー」という売買プログラムを選ぶことで、自動でFX取引ができる仕組みです。
ストラテジー選択型は大きく分けて「オリジナル系」と「ミラートレーダー系」の2種類あります。
オリジナル系は、FX会社独自のプラットフォーム上でストラテジーを選ぶ形式です。
ミラートレーダー系は、イスラエルのトレーデンシー社が開発したプラットフォーム「ミラートレーダー」上でストラテジーを選ぶ形式となります。
しかし、ミラートレーダーを採用しているFX業者は現在少なくなりつつあります。
FX自動売買のミラートレード関連記事
FX自動売買の取引形態の1つミラートレードについて解説します。 ミラートレードとEAの違いや、ミラートレードの長所・短所を解説した上で、代表的なミラートレード提供会社を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
種類③EAを利用するMT4型FX自動売買
現在世界中で主流となっているのが、MT4を利用したFX自動売買です。
MT4とはロシアのメタクォーツ社によって提供されている取引プラットフォームで、EAと呼ばれる自動売買プログラムを導入することが可能です。
次の記事ではEAがおすすめな理由と運用の注意点について解説しています。
FX自動売買のEA関連記事
FX自動売買のEAについて解説します。 FX自動売買をするならEAがおすすめな理由、EAを使う前に知っておきたい注意点、EAを選ぶときに注目すべきポイントなどを説明しますので、これからFX自動売買を始める方はぜひ参考にしてください!
FX自動売買システムを選ぶときのポイント
FX自動売買を始めるならば、ストラテジーと呼ばれるプログラムを購入して自分のPCに導入するか、各FX会社の提供するツールを選ばなければなりません。
FX自動売買システム(ストラテジー)は有料のもの、無料のもの、また種類も沢山あり何を選べば分からないという方が多いと思います。
そこで、FX自動売買システムを選ぶときのポイントをまとめました。
- 利用するFX自動売買のロジックを理解する
- 詐欺のFX自動売買システムでないか確認する
- バックテスト・フォワードテスト結果をチェックする
- スマホに対応しているか確認する
利用するFX自動売買のロジックを理解する
FX自動売買システム選びのポイント1つ目は、利用するFX自動売買のロジックを見ることです。
システムによって、どんなタイミングでどのような注文・決済を行うかという売買ルールは異なります。
下記は、FX自動売買システムにおいてよく利用されている取引手法の一例です。
- トレンドフォロー型
- ナンピン型
- スキャルピング型
トレンドフォローとは、トレンド相場で順張りを行う手法のことを言い、長期運用型の自動売買システムによく使用されています。
トレンドフォロー型関連記事
FX自動売買のトレンドフォロー型とはどういったものなのでしょうか? 概要から特徴、おすすめまでをまとめました。
ナンピンとは、エントリーしたポジションが予想と逆行した場合、同じ方向にさらにポジションを追加することを言います。
平均購入単価を下げることで利益が出る水準を下げることができ、レンジ相場で成功しやすい特徴があります。
トレンドフォロー型関連記事
FX自動売買でよく用いられるトレード手法・ナンピン。意味や仕組み、リスク、ナンピンロジックを採用した自動売買ツールなどを紹介します。
スキャルピングとは、数銭~数十銭という小さな利幅を狙い、1日に何度も取引することで、小さな利益を積み重ねる手法のことです。
特に逆張り系のロジックが多く、レンジ相場に強いのが特徴的です。
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FX自動売買ソフトには様々なものがありますが、現状最も多いと言われているのが、スキャルピング系EAです。 そんなスキャルピング系FX自動売買とは?と言った基礎知識から特徴を解説した上で、向いている方、選び方、最強のスキャルピングEAをまとめております。
詐欺のFX自動売買システムでないか確認する
残念ながら、本当に儲かるFX自動売買ツールがある一方で、中には何のロジックも組まれておらず全く稼げない詐欺ツールがあるのも事実です。
FX自動売買詐欺の具体的な手口や詐欺ツールの見分け方は、こちらの記事で解説しています。
FX自動売買の詐欺ツール関連記事
FX自動売買ツールに関する詐欺被害が増えていますが、バックテストやフォワードテストのデータを確認したり、金融庁登録や金融ライセンスの有無を確認することで被害を未然に防ぐことができます。
また、そのツールが本当に儲かるかどうかをチェックするのに有効な方法として、バックテストとフォワードテストの結果があります。
バックテスト・フォワードテスト結果をチェックする
また、そのツールが本当に儲かるかどうかをチェックするのに有効な方法として、バックテストとフォワードテストの結果があります。
バックテストとは、「FX自動売買プログラムが過去の相場においてどれだけの成績を残したかをシミュレーションするテスト」のこと言います。
バックテスト結果にはいくつかの項目があり、本当に儲かるFX自動売買を見分けるために特に注意して見たいのが次の項目です。
- 勝率
- トータルトレード
- 純益
- ペイオフレシオ
- 最大ドローダウン
- プロフィットファクター(PF)
各項目の具体的な説明については、次の記事で解説しています。
バックテストの関連記事
自動売買ツールを選ぶとき、バックテスト結果を見ることでその自動売買ツールが過去にどんな成績を残したかを確認することができます。バックテストの意味とバックテスト結果を見るときの重要項目、バックテストデータの落とし穴を解説します。
勝率が異常に高いFX自動売買システムは損切をあまりしないことが多いため、勝率とともに最大ドローダウンを確認しましょう。
勝率・最大ドローダウンともに高い場合、一回の損失が大きいということになりロスカットになる可能性もあるためとても危険です。
長期的に安定したFX自動売買を考えているならば、1回の利益額が少なくても小まめに損切をしてくれる自動売買システムを選んだ方がいいでしょう。
FX自動売買の「勝率」関連記事
FX自動売買システム(EA)における勝率について解説します。高勝率なEAに潜む落とし穴と、勝率と併せて重要な項目について説明します。
最大ドローダウン関連記事
FX自動売買で大損しないために、自動売買ツールを購入する前にチェックするべきポイントを解説します。
スマホでFX自動売買ができるか確認する
家にあまりいない人やPCを持っていない人は、スマホでFX自動売買ができるかということも確認しておきましょう。
現在、FX取引ができる専用アプリは少なく、スマホ用ブラウザでのみ取引可能なところが多くなっています。
理由として、FX自動売買はプログラムが自動で取引を行う特性から、常にチャート画面を見て分析したり注文や決済を行わなくて良いからであると考えられます。
次の記事ではスマホ取引が可能なFX自動売買サービスを紹介しています。
スマホ対応のFX自動売買関連記事
FX自動売買はスマホでも専用アプリやブラウザを利用することにより、運用状況が確認できる。外出先でも24時間停止や変更ができるというのがメリットで、市場の急変にも臨機応変に対応できる。
FX自動売買で設定する項目は?
FX自動売買システムは一度設定をしたら、後はコンピューターが最適なタイミングでトレードしてくれます。
利用する自動売買システムによって設定する項目は変わりますが、例として次のような項目があります。
-
- 通貨ペア
- 売りor買い
- レンジ幅(下限・上限)
- 注文数(何通貨取引するか)
- 取引値幅
もちろん、これらの項目はきちんと考えて設定する必要があります。
通貨ペアによって値動きの特徴も異なるので、選択した通貨ペアと利用する自動売買システムの売買ロジックの組み合わせによっては、大きく利益を獲得することも出来ますし逆に大損する可能性もあります。
FX自動売買で勝ちやすいおすすめの通貨ペアについては、次の記事で解説しているので参考にしてください!
FX自動売買の通貨ペア関連記事
FX自動売買を始めるとき、どの通貨ペアを選べば良いか分からないと言う方に、通貨ペアを選びで注目したい2つのポイントと、目的毎のおすすめ通貨ペアについて解説します。
自動売買で大損したくないという人は、こちらの記事もチェックしてください。
FX自動売買の大損回避ポイント関連記事
FX自動売買で大損しないために、自動売買ツールを購入する前にチェックするべきポイントを解説します。
中には、あらかじめ通貨ペアが定められているような簡単な自動売買も存在するので、初心者の方にはそちらもおすすめです。
FX自動売買ツールおすすめ6選
これからFXの自動売買を始めたいけれど、業者が沢山あってどれを選べば分からないという方に、おすすめの自動売買システムを厳選したのでご紹介します。
- Xsystem(クロスシステム)
- MINAMO(ミナモ)
- ループイフダン
- AUTO TRADE +(オートトレードプラス)
- iサイクル2取引
- PHOENIX(フェニックス)
おすすめFX自動売買①X SYSTEM(クロスシステム)
クロスシステムとは、長期運用型の完全自動売買システムです。
「移動平均線・ボリンジャーバンド・RSI」のロジックを導入しており、公開されていたバックテストの勝率は
- 過去10年間のドル円の勝率=88.48%
- 過去10年間のユーロドルの勝率=91.21%
との事!驚きの勝率を誇っています。
過去10年間様々な金融危機がありましたが、クロスシステムは一度も退場する事なく安定して利益を出しています。
(2008年のリーマンショック、2010年のギリシャ危機、2016年のトランプショックなど)
大手証券会社であるBIGBOSSの共同創業者、エリッククライス氏もクロスシステムを絶賛し、「導入したい」と話していたそうです。
クロスシステムの関連記事
FX自動売買ツールクロスシステムについて詳細解説致します。業界初となる大手証券会社BIGBOSSからも認められたFX自動売買ツールクロスシステム。 クロスシステムの概要を解説した上で、バックテストデータ・収支実績・口コミ評判を公開しております。
おすすめFX自動売買②MINAMO(ミナモ)
MINAMO(ミナモ)は短期売買に強い、スキャルピング向きEAです。
短い期間で多くのポジションを持つのが特徴です。
ナンピンマーチンを採用しており、保有したポジションが予想と逆行した場合、即座にナンピンが入りリスクを低減します。
最大21回のナンピンが入る設定となっています。
(ナンピンとは、評価損が出ているポジションをさらに追加していく事で、平均取得価格を下げる手法の事を言います。)
MINAMO(ミナモ)の関連記事
MINAMO(ミナモ)はナンピンマーチンを採用したFX自動売買ツールで、スキャルピングEAの中でシェアを拡大しています。概要から特徴や運用実績、口コミなどをまとめました。実際にMINAMOを使った運用の取引動画もご紹介しております。
おすすめFX自動売買③ループイフダン
「ループイフダン」は、買いか売りのどちらかを選んで、利食い幅を決めるだけのシンプルな設定方法が特徴です。
取引手数料が無料でスプレッドも狭いため、コスト面でも強みがあります。
セミナーなどのサポート体制も充実しています。
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おすすめFX自動売買④オートトレードプラス(AUTO TRADE+)
オートトレードプラスはナンピンロジックを採用した単利運用型の自動売買システムです。
サポートマニュアルが完備されており、危険な相場時にはシステムON/OFFお知らせ機能があるのも安心ポイントです。
短期で利益を早出するので、10年単位の長期的な資産運用がしたい人には向かないかもしれません。
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オートトレードプラスは単利運用型の自動売買として人気です。この記事ではオートトレードプラスが利益を出せる理由、評判口コミ、記事の最後には実際に運用している動画もご紹介致します。
おすすめFX自動売買⑤iサイクル2取引
iサイクル2取引は相場の値幅に合わせて複数の注文を自動で発注する運用です。
設定した変動幅が相場の上昇下落に合わせて自動追従し、注文を繰り返してくれる仕組みです。
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おすすめFX自動売買⑥PHOENIX(フェニックス)
PHOENIX(フェニックス)とは、短期集中爆発型のFX自動売買システムです。
短期で爆発的に利益を上げるというからには、それなりにリスクが高いはずです。
つまりフェニックスは、大きく稼ぐと同時に資金も飛ぶ可能性が高い、ハイリスクハイリターンな自動売買システムです。
なんと、フェニックスEAの平均月利は90%、最高月利は200%という爆発的な数値を叩き出しております。
対応通貨ペアは「GBP/NZD」と「GBP/CAD」の2種類で、GBP/NZDでロットを2倍にすることで月利200%も可能です。
もちろん、ローリスクでの運用も可能となっており、その場合はGBP/CADの通貨ペアで運用します。
PHOENIX(フェニックス)のロジックは売りと買いのポジションを同時に持つ両建てで、ナンピンマーチンを使ったオートトレーディングシステムになります。
そこで気になるのがバックテストとフォワードテストの結果だと思いますが、以下の記事にて確認することができます。
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短期爆益型のFX自動売買システム「PHOENIX(フェニックス)」について解説致します。特徴やロジック、有料級の導入特典の情報や実績、口コミ評判までを解説するので、ぜひご参考ください!
また、以下のフェニックスEA専用LINE@でも、より詳しい情報を配信しています!
気になる方は是非ご覧ください!
まとめ:FX自動売買とは?おすすめのEAをご紹介!
今回はFXの自動売買について、メリット・デメリットなどを紹介させてもらいました。
最後に、この記事のおさらいをします。
- FX自動売買は、24時間自動でFXの売買をしてくれるシステム
- FX自動売買を活用することで、初心者でもプロのように取引ができる
- FX自動売買は感情に惑わされないため、損切りや利益獲得チャンスを逃さない
- FX自動売買は知識のない人でも始めやすいが、頼りっぱなしでいると
自分で取引判断するスキルが身につきにくい - FX自動売買は基本的に相場の過去データを元に取引するため、
急激な相場の変化へ対応できない可能性もある - FX自動売買は取引の性質から様々な種類に別れる
自動売買はFXの分析手法がわからない初心者の方や、時間のないサラリーマンや主婦の方でも利益を狙うことができます。
気になる方は、自分に合ったFX自動売買システムを見つけてみてください。